日本で古くから親しまれている紫陽花(あじさい)は、梅雨時期に鮮やかな美しい花を咲かせます。
原産地は日本で、ヨーロッパで品種改良されたものはセイヨウあじさいと呼ばれます。
また、西洋で品種改良され、より色鮮やかになったものが普段よく目にするあじさいなのです。
5~7月に開花し6月上旬~7月上旬頃に見頃を迎えるため、ちょうど梅雨の時期になります。
ジメジメした煩わしい季節に、雨に打たれながら咲く紫陽花(あじさい)を見ると心が和むのではないでしょうか?
あじさいが土手や斜面に植えられているのは、根が細かく広く張るので土留めの役割があるからと言われています。
1.紫陽花(あじさい)の花言葉
花言葉「団らん」「和気あいあい」「家族」は、小さな花がひしめき合って咲いているように見えることに由来しています。
色別の紫陽花(あじさい)の花言葉
・青い紫陽花(あじさい)の花言葉は「辛抱強い愛情」
・ピンクの紫陽花(あじさい)の花言葉は「元気な女性」
・白い紫陽花(あじさい)の花言葉は「寛容」
2.あじさいの花色が決まる要因は?
あじさいは土壌のpH(酸性度)によって花の色が変わり、一般に「酸性ならば青、アルカリ性ならば赤」(リトマス試験紙と逆)に土壌の性質により変化していきます。
丈夫で育てやすく、乾燥しないように気をつければ鉢植えでも庭植えでも容易に栽培することができます。
3.あじさいの見頃や名所
日本全国各地にあじさいを境内に多く植えたあじさい寺と呼ばれるような観光名所があります。あじさいの名所として神奈川県鎌倉市などが有名です。
箱根登山鉄道の名物といえば「あじさい電車」。沿線各所の線路際にあじさいが植えられており、箱根湯本駅付近では6月中旬から見頃になります。
◆紫陽花の見ごろや名所
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、施設の営業時間変更や休業、イベントが中止・延期になっている場合があります。
タグ