日本では古くから「ひじきを食べると長生きする」と言われており、敬老の日にちなんで9月15日は「ひじきの日」と三重県ひじき協同組合によって、敬老の日に制定されました。
また、ひじきを食べて健康で長生きをしてほしいという願いをこめて、昭和60年よりひじき祭りを開催されてます。
食べて健康、長生きしてね!
1.ひじきの特徴
成長段階で、栄養豊富な海域で成長が進んでくると、芽ひじきの部分が茎(長ひじきの部分)になり、そこからまた芽が生えてくる事が知られています。
ひじきの原藻の、葉の部分が芽ひじき、茎の部分が長ひじきになります。
芽ひじきは、口当たりの良い感触のため、主に炊き込みご飯、酢の物などに使われます。
長ひじきは、歯ごたえがあるため、主に煮物に使われます。
1本のひじきの原藻から採れる割合は、芽ひじき80%、長ひじき20%。
現在、約90%が輸入もので、国内産は僅か10%ほどです。
ひじき(乾燥)には、カルシウムや食物繊維、マグネシウムなど、体にうれしい栄養がたっぷりと含まれています。
カルシウムが牛乳の約12倍!
食物繊維がごぼうの約7倍!
マグネシウムがアーモンドの約2倍!
参考:日本ひじき協議会
http://www.hijiki.org/html/content07.htm
参考:こんぶのくらこん
https://www.kurakon.jp/ency_hijiki/05.html
2.芽ひじきとショウガの炊き込みごはん
材料:4~6人分 芽ひじき(乾燥)・・・大2 米・・・2合 ショウガ・・・1かけ 酒・・・大2 塩・・・小さじ1/2
作り方
①米は洗い、ざるに上げて水けをきる。
②ショウガは皮つきのまま千切りする。ひじきはさっと洗い、ざるに上げる。
③炊飯器に米を入れて2合分の水を注ぎ、酒、塩を加え混ぜ、ショウガ、ひじきを上にのせて、普通に炊く。全体を混ぜてお椀に盛り出来上がり!
ひじきの磯野の香りと、ふわっとショウガのさわやかな香りが食欲をそそります。
3.まとめ
乾燥ひじきは長期保存が可能です。
栄養が豊富で使いやすく、スーパーでは、常に安定した購入ができ、うれしいことにお財布にもやさしい価格で提供しおります。
サラダ、酢の物、天ぷらなど幅広い料理に利用できる、とても便利な食品です。保存食としても活用できます。
食べて健康維持を心がけて行きましょう!
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