初午(はつうま)とは、2月に初めて迎える午の日のことです。
この日は、農耕を司る神様である「倉稲魂神」(うかのみたまのかみ)が稲荷神社に降りてきた日とされ、全国の稲荷神社では五穀豊穣、商売繁盛などを祈ってお祭りが行われます。
稲荷神社といえば、思い浮かぶのは「おいなりさん(いなり寿司)」です。
いなり寿司の由来ですが、稲荷神の使いであるキツネの好物が油揚げなので、初午の日には、油揚げに寿司を詰めたものを奉納したことにはじまるといわれています。
全国各地の稲荷神社で初午祭が斉行されますが、その中でも京都の伏見稲荷様の初午祭が有名です。
農業、漁業、商売、家庭円満にご利益があるとされる稲荷神社の祭日は、1年の中で1番金運が高い日です!
一年で最も運気の高まる初午の日にお稲荷様のご利益にあやかって、2月の「午」の日に、お腹いっぱい「いなり寿司」を食べると”金運がアップ”するという昔からの「ゲン担ぎ」があります。
油揚げ→ 黄金、金運
酢飯→ 仕事運
白ごま→ 金運
ゲンを担いで金運UPだ~!
初午の日は?
年 | 初午 | 立春 | 節分 |
2021年 | 2月3日 | 2月3日 | 2月2日 |
2022年 | 2月10日 | 2月4日 | 2月3日 |
2023年 | 2月5日 | 2月4日 | 2月3日 |
2024年 | 2月12日 | 2月4日 | 2月3日 |
2024年2月12日の初午は、吉日が重なるという、大、大吉日です。
・一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
・初午(はつうま)
この日に稲荷神社へお参りし、お稲荷さんを食べるとお金が引き寄せられる予感で~す!
・一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
一粒の種まきが、千にも万にもなるという意味をもつ日です。
・初午(はつうま)
五穀豊穣、商売繁盛など、現世利益をつかさどる稲荷神、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)のお祝いの日です。
・天一天上(てんいちてんじょう)
天一天上とは、『どこにいっても吉となる時期』を意味します。
2月10日を含む、2月9日~2月24日までの全ての日がこの天一天上の時期に当たります。
いなり寿司の作り方
材料:(8個分)米1合、すし酢30cc、白ごま大1、油揚げ4枚、☆(水200cc、酒大2 みりん大さじ2 砂糖大さじ2)
①気持ち水を少なめにしてご飯をたく。すし酢を混ぜてすし飯をつくる。うちわであおぎながらしゃもじで切りながらいりごまを混ぜる。
②油揚げは熱湯に入れて1分茹でて油抜きをし、水気を切る。
③半分に切って開き、袋状にする。
開きにくい場合は、油揚げの上から菜箸で転がすと開きやすくなります。
⑤煮汁がほとんどなくなったら火を止め、冷まして軽く絞る。
⑥すし飯を8等分して俵型ににぎり、油揚げに詰め込む。
刻み紅ショウガ、タケノコ、グリンピース、ヒジキなど好きな具材を混ぜてみるのも美味しいです。
作りすぎたら冷凍できます。
冷凍で2週間の保存が目安です。
レンジで解凍する場合、目安としてはいなり寿司1個に対して1分くらいずつ様子を見ながら加熱していくとよいと思います。
自然解凍は、ごはんがパサパサしておいしくありません。
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