ユニバーサルアナリティクスで計測を行っているWebサイトは多いと思います。
Googleはすでにこのユニパーサルアナリティクスの計測を2023年6月末をもって終了することをアナウンスしており、それまでにGA4の導入と設定を完了しておく必要があります。
UAとGA4は、互いに干渉することなく、併用して計測が可能で、Googleアナリティクス上の画面操作で切り替えができます。2023年7月までは並行して利用してみてはいかがでしょうか。
UAからGA4への導入の手順を紹介！
UAからGA4への移行は新しいプロパティを作成して、タグを実装するだけ！
1.GA4プロパティ作成
・Googleアカウントをお持ちでない方はこちら≫
・Googleアナリティクスアカウントを持っていない方はこちら≫
1.Googleアナリティクスへログインする
2.GAの管理画面より①管理→②「GA4アシスタント」→③「はじめに」クリック
3.GA4プロパティ作成する「プロパティを作成する」クリック
4.「GA4プロパティに移動」クリック
※プロパティの設定アシスタントの下に「プロパティを接続しました」表示されていると接続完了になります。
※UAを利用している場合、自動でGA4のプロパティが自動生成されているケースがありますが暫定的なので必ず確認しましょう。
5.プロパティ設定→プロパティの詳細→タイムゾーン、通貨の変更をする。
2.データストリーム作成
1.「データストリーム」→①サイトURLを入力、②データストリームに名前を付ける、③拡張機能計測「オン・オフ」、④「ストリーム作成」クリック
2.データストリームが作成されると測定IDが表示される
※GTMでタグ設定する場合は、計測IDが必要になりますのでコピーしておきましょう。
3.管理画面の設定
●Google シグナルを有効にする
1.「Google シグナルを有効にする」の右側にある①「開始前」クリック②「Google シグナルを管理する」を選択
2.Google シグナルデータ収集画面の③「確認しました」クリック、④「設定」クリック
3.⑤「続行」クリック→⑥「有効にする」クリック
スマホやPCなど異なる端末を使ってアクセスしても、同じGoogleアカウントのユーザーなら同一のアクセスと判断して分析することができるようになる機能です。デフォルトではOFFになっているため、ONにすることでユーザー属性のレポートで性別や年齢を確認したりなど、ユーザー分析に役立つ指標を取得することができます。
●データ保持期間を14ヶ月に
管理（歯車マーク）→データ設定→データ保持→プルダウンを「14か月」に→保存
●自社IPを除外する
管理（歯車マーク）→データ設定→データフィルタ→タグ設定を行う→以下の設定にて「作成」
データフィルター名：入力、フィルターオペレーション：除外、フィルターの状態：有効
●参照元除外設定
データストリーム→タグ設定を行う→除外する対象リスト
自社サイトで利用するサイトを追加
●内部トラフィックの定義
データストリーム→タグ設定を行う→すべて表示→内部トラフィックの定義→内部トラフィックルールの作成→除外対象のIPアドレスを登録
4.計測タグを設置（Googleタグ実装手順）
計測タグを設置する方法は、直接Webサ イトヘ計測タグを設置する方法とGoogleタグマネージャー（GTM）を使用する方法と2種類あります。
直接Webサ イトヘ計測タグを設置する方法！
1.[管理] →[データ ストリーム] で編集するデータ ストリームをクリックする
結果: 画面に Google アナリティクス設定と Google タグ設定が表示されます。
・ユニバーサルアナリティクスをgtag.jsで実装している場合は①を
・タグ直書きでの実装の場合は②を
例：②の場合
●ウェブサイト作成ツールまたは CMS を使用してインストールする場合
- URL を入力してスキャンする
例：WordPressの場合、スキャンすると導入してある対象のプラグイン名が表示されます。 - タグ ID をコピーし、CMSへ配置する（プラグインなどを使って配置）
●手動でインストールする場合
「Google タグ」画面が表示されているので、タグをコピーして、ウェブサイトのすべてのページのコード（<head> 要素の直後）に貼り付けます。
「Google タグを設定する」参考サイトはこちら≫
4.計測の確認
すべでの設定が完了したらリアルタイム レポートで、データを受信していることを確認します。
（データ収集が開始されるまでに最大で 30 分かかる場合があります。）
GA4を開く→「レポート」クリック→「リアルタイム」クリック
5.まとめ
今後もGoogleアナリティクスを使っていく場合は「GA4の導入・移行」が必須となります。
UAからGA4への移行は新しいプロパティを作成して、タグを実装するだけなので手順を追って設定していくと完了します。
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